あなたのワードローブには何色が多いですか?  あなたのワードローブをあらためて、客観的な視点でのぞいてみてください。多くの色があふれかえるショップと違って、何色かが多いという傾向はありませんか。それは、あたな自身をあらわす色であるかもしれません。 目にした色によって、感情や本能的な部分が刺激される……そういう話はよく聞きます。たとえば、青色で心が落ち着いたり、黄色で戦闘意欲がわいたり。何となくそう感じているだけかと思いきや、最近では様々な研究結果が報告されているのです。 アメリカの大学で行われたある実験では、女性の写真を男性に見せて、その女性がどれくらいセクシーか尋ねるというものでしたが、何枚も見せられる写真の女性は実は同一人物。シャツや背景の色を変えただけの写真を見て、男性が圧倒的に「セクシーだ」と答えたのは、シャツや背景に赤が入ってるものでした。アメリカでは、このほかにも赤い色を身につけることで異性にアピールするという検証結果があります。 日本ではこの限りではないかもしれませんが、赤に限らず、色と心理が関係していることは事実のようです。色彩心理学での研究によると、ワードローブに多い色や苦手とする色などによって、その人がどのように人から見られたいと思っているか、どんなコンプレックスがあるか、また健康状態などが類推できると指摘されています。 ピンクの服が苦手なら、子どもっぽく見られることへの抵抗があり、人に素直に甘えられないといった性格かも。グレーが苦手なら、人に合わせることが苦手で自己顕示欲が強かったり、現状に不満があるのかもしれません。青が苦手なら、取りすましたように見られることへのコンプレックスをいだいている可能性があります。 また、色と健康の関係を調べた調査によると、ピンクが好きな人には、「疲労」「視力低下」「眼精疲労」といった症状を訴える人が少ないそうです。また、なぜか便秘が多い傾向にもあるということ。緑色が好きな人は、「肩こり」「眼精疲労」「視力低下」が多いという結果になりました。これは、無意識に目の疲れにきくものを選んでいるのかもしれません。 未解明なことも多く、これからの調査が期待されますが、今後は自分の心理状態や健康状態に合わせて身につけるものの色を選ぶ時代がくるかもしれません。カラーセラピーなどという言葉もありますが、まずは一度、ご自分のワードローブを確認することから始めてみてはいかがでしょう。