うつ病みたいだけどうつ病じゃない。副腎疲労症候群とは? ●ストレスがかかりすぎて副腎が疲労する病気です。 気分が落ち込み、体のだるさがなかなか回復しない…。病院に行くとうつ病といわれ、薬をもらって飲んでも改善しないような場合は、「副腎疲労症候群」を疑った方がいいかもしれません。 副腎は腎臓の上にある臓器で、ストレスに対抗するホルモンを分泌しています。副腎が疲労するとこのホルモンが出にくくなるため、ストレスが蓄積してうつ病のような状態になってしまうのです。 副腎が疲れてしまう原因として最も大きいのはストレスといわれています。ストレスがあまりにかかりすぎると抗ストレスホルモンを絶えず分泌しないといけなくなり、やがて分泌が追いつかなくなってしまいます。また、ビタミンCが不足すると副腎機能が低下するといわれています。 ●副腎が疲れてしまうと、心も体も弱ってしまいます。 副腎疲労症候群が疑われる具体的な症状としては、慢性疲労、頭の中に霧がかかっているようにボーッとする、性欲が減退する、何をしても楽しくない、考えがまとまらない、アルコールに弱くなるなどが挙げられます。 寝込むほどではないけど調子がでない感じで本人はとても辛いのですが、周囲の人からは「なまけている」とご誤解されがちです。それにより、さらにストレスを感じて副腎が疲れ切ってしまうという悪循環に陥ることも。しかも、副腎疲労症候群は病院に行っても検査も治療もできない場合が多いのです。 ●副腎を酷使しない生活習慣を心がけましょう。 副腎疲労症候群を改善するためには自分自身で生活習慣を改善するしかありません。効果的といわれる方法は次の3つです。まず、副腎への負担を減らすためにカフェインと砂糖の摂取を抑えること。次に、塩分を摂ってカリウムを控えること。さらに、副腎の回復に必要な栄養素であるマグネシウム、ビタミンC、ビタミンB5を積極的に摂ることです。もちろん、ストレスを溜すぎないことが最も重要といえます。日頃から副腎をいたわる生活を心がけたいものですね。