ナルコレプシーと治療法  ナルコレプシーとは日中に強烈な眠気に襲われてしまい、会議中や試験中など普通なら眠らないような重要な場面でも眠り込んでいしまいます。急に眠くなるため交通事故などを起こす危険性があり、適切な治療で症状を軽減させてあげることが大切です。 ナルコレプシーとは  ナルコレプシーは通常の人であれば眠らないような状況でも寝てしまうので、やる気がないなどと誤解を招くことも多い病気です。眠気が襲ってきたことに気づく前に眠ってしまうので、本人は寝たことさえ気づかす、自覚がないこともあります。  ナルコレプシーの症状には昼に眠気が強くなり、30分程度の居眠りを何度もしてしまう「睡眠発作」、びっくりするなど強い感情が動いたときに全身の力が抜ける「情動脱力発作」、睡眠発作で眠ってしまったときに出現する幻覚「入眠時幻覚」、「金縛り(睡眠麻痺)」があります。 ナルコレプシーの治療法は  ナルコレプシーの原因ははっきりとは分かっていませんが、脳の中のヒポクレチン(オレキシン)を作り出す神経細胞が働かなくなるこで起こると言われています。治療は、主に生活指導と薬物療法が行われます。  生活指導では、規則正しい生活を心がけ、夜の睡眠を十分にとるようにします。昼間と夕方に15分程度の昼寝ができれば眠気をコントロールしやすくなります。車の運転など危険な作業は眠くなりにくい時間帯にします。  薬物療法では、夜の睡眠が浅くて途中で目が覚めやすいなどには睡眠薬を使用します。また、日中の眠気や睡眠発作には脳を活発にさせる中枢神経刺激薬を用いられ、モダフィニル(モディオダール)が第1選択薬として多く使わています。また、情動脱力発作、入眠時幻覚や睡眠麻痺を抑えるためには、抗うつ薬、SSRI、SNRIが使われています。