非定型うつ病とは 「非定型うつ病」とは一般的に知られる「うつ病」とは異なる症状があらわれる疾患で、若い女性に多く見られるのが特徴です。非定型うつ病はいつも気分が落ち込んでいるわけでもなく食欲もあるので、病気ではなく「さぼっている」「甘えている」と誤解を受けることが少なくありません。 うつ病と非定型うつ病との違いは  非定型うつ病の症状の一番の特徴でもあるのが「気分の反応性」です。一般的なうつ病では、どんな事があっても気分が下がったままで元気がないですが、非定型うつ病では良いことや楽しい出来事があると、急に気分が明るくなる傾向があります。  また、うつ病になると寝付けないなど不眠に悩むことが多いのですが、不定形うつ病では10時間寝ても寝足りないと感じるなど、むしろ過眠の症状が目立ちます。うつ病では食欲が減る傾向ですが、非定型うつ病は食べたい気持ちが抑えらなかったり、気分を紛らわすために過食をするなど、体重が増加する傾向があります。  さらに、一般的なうつ病では朝に気分が落ち込み夕方になると少し元気になることが多いですが、非定型うつ病の場合は夕方になるにつれイライラや落ち込みなどの症状が現れます。 非定型うつ病になったら治療法は  非定型うつ病はこのように一般的なうつ病に見られる特徴と異なるため、病気と気付かれずに苦しんでいる人も多いです。症状が重くなると日常生活に支障が出たりする場合がありますが、適切な治療を受ければ辛い症状を和らげることができます。  治療は一般的なうつ病と同じように抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬などを使い、気分の安定を目指します。また、生活のリズムの見直しやカウンセリングなどの精神療法も効果を発揮します。