あなたもPMS(生理前症候群)かもしれません。

毎月、何となく苛々したり、疲れやすかったり……2週間ほど不快な状態が続いても、生理が始まれば数日のうちにその症状がなくなる。こうした経験があるのなら、あなたはPMS(生理前症候群)かもしれません。

PMSの症状は、イライラやうつ症状といった精神的なものと、疲労感、むくみ、過食、頭痛、便秘、下痢といった身体的なものがあり、その現れ方もさまざま。症状を一概に特定できないため、その症状が現れている本人も、当初はうつ病や疲労を疑うことが多いようです。

精神科や心療内科を受診して、抗うつ剤などを服用するケースが多いようですが、こうした投薬治療は抜本的解決にはなりません。精神薬による副作用も、PMSの症状が強ければ強いほど影響が大きいと報告されています。

こうした誤解を防ぐためにも、その症状が現れる時期をよく見定めることが必要になります。PMSは、生理の2週間ほど前から始まり、生理が始まれば数日のうちに症状がなくなったり、軽くなるからです。こうしたサイクルで毎月、次に挙げるような症状があるのであれば、PMSの疑いありということになります。

自分を制御できないほどイライラしたり、うつ状態になる。やる気がなくなる、情緒不安定になる。緊張感があり、攻撃的になる。もしくはものごとに興味がもてなくなる。家から外に出たくなくなる……などが精神的な症状です。また、疲労感があったり、集中力がなくなる。不眠状態もしくは、眠たくなる。食欲が増したり、便秘・下痢になる。下腹部への違和感、頭痛、むくみなどが身体的な症状です。

もしあなたがPMSであるなら、基礎体温による生理周期の把握などから、不調が起こるサイクルを予期することができます。予期できれば、自分の苛々しがちな時期がわかるため、人間関係を円滑に運ぶための対策を講じたり、身体的負担を軽減するために仕事のスケジュールを調整することもできます。

また、PMSを専門で治療する病院を受診することをお勧めします。専門医による診断から安心感を得ることもできますし、詳しい血液検査などによる解析で、自分にあった治療を受けることができるからです。

PMSは、仕事や子育てにもっとも忙しい30代女性に多く見られ、欧米では「30代中期症候群」とも呼ばれるほど。出産経験の有無によっても症状に違いが見られますが、PMSの原因は特定されていません。いちばんの原因はホルモンバランスだと考えられており、ピルの服用に治療効果があることが多いようです。そうしたホルモンバラスとともに、女性の社会進出、育児ストレスなどの社会的・環境上の要因も原因のひとつとして考えられています。

 

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