風邪とは違います
インフルエンザの初期症状
ちゃんと理解して予防・治療しましょう
インフルエンザの初期症状、かぜとの違い

インフルエンザと風邪の症状の違いを理解することは、自分の体のためだけではなく、感染を拡大させないためにとても大切です。また、風邪は様々なウィルスが原因になりますが重症化せず1週間程度で改善することが多いので、原因ウィルスを特定することもないですし、治療も対症療法のみになります。インフルエンザの原因は当たり前ですがインフルエンザウィルスですし、病院に行けばすぐに診断できるキットもあり、抗インフルエンザ薬という特効薬もあります。抗インフルエンザは発熱から48時間以内に内服または吸入しなければ効果があまり期待できないため、市販の解熱薬などを飲んで様子を見ている間にその時期を逃してしまうだけでなく、周囲への感染を拡大してしまいます。
風邪と比較してインフルエンザの初期症状として特徴的なのは、感染初期に全身症状が強く出るということです。38度以上、時に40度近い発熱と全身倦怠感、筋肉痛や関節痛、悪寒を感じ、その少し後に風邪でも起こるような鼻水、咳、咽頭痛、くしゃみなどを自覚することが多いと言われています。
インフルエンザの様々な症状

1個のインフルエンザウィルスは人に感染後、8時間で約100個、24時間で100万個に増加するので、この急激なウィルスの増加に対し体が強い全身症状を起こすと考えられています。インフルエンザの症状として、先ほど挙げたような鼻水、咳、咽頭痛、くしゃみなどの上気道症状が多いですが、時に嘔吐や心窩部不快感、下痢などの消化器症状を伴うこともあります。毎年流行するインフルエンザの原因にはA型B型の2種類があり、B型は特に消化器症状を伴いやすいと言われています。インフルエンザを疑った場合にはすぐに病院に行き、診断後に抗インフルエンザ薬による治療を開始した方が良いです。
若年者の場合は、抗インフルエンザ薬を内服しなくても重症化しないことはありますが、慢性呼吸器疾患、心疾患、腎疾患などの基礎疾患がある人、ステロイドや免疫抑制薬を内服している免疫力が低下している人、高齢者、子供、妊婦は重症化することがあるので注意しなければいけませんし、職場などで近くにいる場合や同居している場合も配慮が必要です。
インフルエンザ治療薬でインフルエンザ予防

風邪は季節の変わり目や疲れが溜まっている時などに体の抵抗力が落ちているため、ウィルスに感染することにより発症します。発熱、全身倦怠感、鼻水、くしゃみ、咽頭痛、咳、痰などの症状を起こすことが多いですが、大概は1週間程度で治ります。インフルエンザのような悪寒、関節痛などの強い全身症状は自覚しないことがほとんどです。普段から手洗い、うがい、適度な運動、バランスの良い食事を心がけ、予防すること、免疫力を高めておくことがが大切です。またインフルエンザの治療に使われる抗インフルエンザ薬のうち、「タミフル」「リレンザ」「イナビル」などは、インフルエンザの予防目的に使うことが認められています。
インフルエンザの治療

インフルエンザの治療には対症療法と抗インフルエンザ治療があります。対症療法とは発熱や咳、鼻汁などのそれぞれの症状に対して効く薬を内服することです。発熱に対しては解熱薬、咳に対しては咳止め、鼻汁に対しては抗ヒスタミン薬や鼻汁分泌抑制薬、痰に対しては痰を切る薬などが処方されます。これらの薬は病院に行かなくても、ドラッグストアや薬局などで医師の処方箋なく購入することができますが、インフルエンザの場合には解熱薬で様子を見ていると症状が悪化したり、周囲への感染を拡大してしまう恐れがあるので注意が必要です。
インフルエンザは1個のウィルスに感染すると8時間で100個、24時間で100万個と体の中で増殖し、高熱、全身倦怠感、関節痛、悪寒など強い全身症状を引き起こします。抗インフルエンザ薬は48時間以内に服用すれば、この増殖していくウィルスを抑制できると考えられています。このことから分かるように、抗インフルエンザ薬はインフルエンザ自体を治す薬ではなく、ウィルスの増殖をこれ以上起こさないように止める役割があります。
インフルエンザの薬の種類

日本で使用できる抗インフルエンザ薬は、内服薬であるタミフル、吸入薬であるイナビル、リレンザ、注射薬であるラピアクタ、そして比較的新しい内服薬であるアビガンです。イナビルとラピアクタ以外は5日間服用しなければいけませんが、イナビルとラピアクタは1日でも効果が見られる可能性があります。1回吸入すればよいイナビルは楽ですが、小さい子供や吸入できるか自信がない高齢者などには不向きかもしれません。ラピアクタは注射薬なので全身状態が悪く内服も吸入もできない高齢者などに良い適応があります。子供には点滴の針を刺さなくてはいけないので、少し不向きかもしれません。このように、当初はタミフルとリレンザしかなかった抗インフルエンザ薬も今では種類が増えてきているので、服用方法も様々なため、自分に一番合うものを選択すると良いでしょう。
抗インフルエンザ薬服用後の注意

抗インフルエンザ薬というと、少し前に話題になったタミフル内服による異常行動で、10歳代の子供が転落死したことが気になる人も多いと思います。特に同じ年代の子供を持つ親は心配に思うのは当然です。結論としては、インフルエンザ自体でも熱性けいれんや脳症を起こすので、異常行動による転落とタミフルの直接的関係は不明とされています。服用するかしないかは医師と相談になりますが、抗インフルエンザ薬服用後は注意深く見守ることが大切です。タミフル以外の抗インフルエンザ薬でも、異常行動が全く起こらないと言う保証はないと考えられているので、その薬を選択したとしても異常が起きないように見守り、もし起きた時にはすぐに病院に相談するようにしましょう。
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