ターンオーバーは早すぎても、遅すぎてもNGです。

 

●肌は周期的に生まれ変わっています。

ターンオーバーという言葉を聞いたことがあると思います。肌の新陳代謝や生まれ変わりのことです。肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」で構成されています。表皮の一番奥の「基底層」で作られた細胞が約2週間かけて「角質層」の手前まで押し上げられ、さらに約2週間かけて角質層でバリア機能を果たしたら、アカとなって剥がれ落ちます。

これがターンオーバーですが、さまざまな原因で正常のサイクルからはずれて遅くなったり、早まったりすることがあります。ターンオーバーは早すぎても遅すぎても肌トラブルを招いてしまいます。

 

●よかれと思ってやっていたケアが、肌あれの原因に?

「え?ターンオーバーは早い方が肌がみずみずしくなるんじゃないの?」と思った人もいるかもしれません。ドラッグストアに行くと古い角質をオフ!などと書かれたローションや洗顔料をよく見かけますよね。

古い角質を取り去るとキレイな肌があらわれそうですが、現実はそう簡単ではありません。角質を取り去っても、新しい肌細胞が上がってきていなかったり、未熟な細胞だったりしたら…。そう、バリア機能が働きません。バリア機能が働かないと肌のうるおいがなくなったり、ちょっとした刺激にも敏感になってしまいます。

ターンオーバーを早めようと、洗顔やピーリングに励みすぎると、逆に美肌から遠のいてしまうのです。また、加齢などによりターンオーバーが遅くなると、シミやくすみが目立つなどのトラブルがあらわれます。

 

●夜10時に寝るなんて無理!という人も安心してください。

ターンオーバーを正常に保つためには、生活習慣を見直すことが大切です。肌も身体の一部なので、身体にいい暮らしをすることを意識しましょう。特に睡眠は重要です。

ターンオーバーのために必要な成長ホルモンは、寝ている間に分泌されます。肌のゴールデンタイムは昔から午後10〜午前2時といわれていますが、最近はその時間にこだわる必要はないという専門家が増えているそうです。成長ホルモンが分泌されるのは入眠後34時間なので、寝付いてから34時間熟睡できればよいということです。