ピルの副作用にはどんなものがある?!

ピルの副作用にはどんなものがある?!初期の吐き気や頭痛やむくみから、長期の血栓症予防まで副作用の種類と予防ポイントを押さえよう

あなたがピルを使用する事について不安に思う事は何ですか?ピルを使用際、一番不安に思う事は副作用についてだそうです。低用量ピルは副作用が出にくいように作られています。しかしそれは副作用が一切ないという事ではありません。副作用を感じにくい方もいれば感じやすい方もいます。

では副作用にはどのようなものがあるのでしょうか。

今回は副作用の種類と予防のポイントについて詳しく考察していきましょう。

低用量ピル服用初期になぜ副作用が起きるのか?ピルについて知ろう

私たちの体では様々なホルモン分泌があり作用しています。それは個人差があり、個人的にも環境や生活習慣の変化などから毎回違っているといっても過言ではありません。体内のホルモン環境が毎回違うのは、その月によって生理が重い重くない、経血量が多い少ないなどの違いがある事からもお分かりですね。

ピルを服用する事でその周期的なホルモン環境の変化は少なくなります。しかし、自分の体がホルモンの必要を感じ分泌するホルモンの自然分泌とは違い、自ら服用する事で初めて体内にホルモンが巡るといった今までにない形でのホルモン分泌が体になじむまで違和感を感じてしまうのは当たり前のことだと言えるのではないでしょうか?その事が服用初期の副作用を発症させてしまう原因なのです。ですから2,3か月もするとこの副作用は収まってくることがほとんどです。

低用量ピルの副作用はどのようなものがあるの?

低用量ピルの副作用とはまずホルモン環境への不適合から起こります。ピルの服用によりこれまでと異なるホルモン環境に慣れるまでの間起こる不快感には次のようなものがあげられます。

・むかつき、吐き気、嘔吐
・乳房膨満感、乳房増大、乳汁分泌、乳房痛
・頭痛、片頭痛、めまい、ふらつき
・下腹部痛、腹痛、腰痛、下痢、便秘
・イライラ感、抗うつ、動機、倦怠感
・食欲増加、食欲不振、体重増加、

また、副作用にはある種疾病リスクが増加する事があげられます。ピルを服用すると血栓症や一部がんになるリスクが高まる事は事実として存在します。しかし、ピルの服用で血栓症を発生するリスクは2万人に1人と言う低いものではあります。現在、使用されている低用量ピルの重篤な副作用はまず心配ないと言えるでしょう。

副作用の性器不正出血はなぜ起こる?

実際、低用量ピル使用者の中で最初の1か月の間に性器不正出血が起こる割合は40%にも上るという報告もあります。3か月目でも20%前後が不正出血が起こると言う結果もあるくらい不正出血の起こる割合は高いと言えます。しかし、日を追うごとにこの不正出血は収まってくる傾向にあります。

低用量ピルでは卵胞ホルモンの作用により厚くなった子宮内膜を黄体ホルモンが維持する事により出血が起こらないという仕組みになっています。この2つのホルモンのバランスが崩れることにより出血が起こってしまいます。黄体ホルモンの子宮内膜維持作用は配合されている黄体ホルモン剤の種類や量、卵胞ホルモン剤の種類や量によって決まってくるのです。子宮維持作用に一見関係のない卵胞ホルモンが関係しているのは、より高用量の卵胞ホルモンと一緒に黄体ホルモンを使用する事でより高い子宮内膜維持作用が発揮されるからです。

低用量ピルで不正出血が多いのは黄体ホルモンの子宮内膜維持作用を助ける卵胞ホルモンの量が少ないからです。理由はそれだけではなく服用開始時期も深く関われいます。低用量ピルは生理開始日1日目からの服用が勧められます。その為、子宮内膜の剥離が不十分である可能性があります。

この出るべき経血が残ってしまいそのまま維持されることが不正出血の多さに繋がる事は否めないでしょう。3相性タイプの低用量ピルは生理開始日から使用知るのに適した作りになっていますが、そのほかの低用量ピルも生理開始日に使用してしまう事がこの不正出血を多くする結果になってしまっているのです。

低用量ピルの副作用予防ポイントとは?

では低用量ピルの副作用を予防又は軽減するためにはどのような使用方法をすればよいのでしょうか?
副作用別に詳しく調べていきましょう。

〇吐き気、むかつき
この吐き気やむかつき、嘔吐などは卵胞ホルモン(エストロゲン)により起こる症状です。
しかし、低用量ピルは中用量ピルに比べ卵胞ホルモンの配合量は20~40%少なくなっています。
その為吐き気などの副作用症状は随分少なくなっていると言えるでしょう。
しかし、卵胞ホルモンの感受性は人それぞれの部分が大きいですので全く副作用が起こらないとは言えないのが現状です。
対応策としては服用時間を就寝前にするなどといった事が有効です。

〇頭痛、片頭痛など
この副作用も卵胞ホルモンにより起こる副作用です。
激しい頭痛は血栓症を疑って下さい。
痛み止めを服用してマシになる、2~3か月使用してマシになるなら使用し続けてもかまいません。
しかし、上記のようではないのなら医師に相談して対応するようにして下さい。

〇乳房膨満感など胸に関係する副作用
この副作用は黄体ホルモン(プロゲステロン)により起こるものです。
この乳房の張りや痛みは長く続くことがあります。
その場合は薬の変更をする方がよいでしょう。

〇肌トラブル
低用量ピルを飲んで肌がきれいになったというからもおられますが反対に肌トラブルが起きたという方もおられます。
それはアンドロゲンという男性ホルモンの仕業です。
通常アンドロゲン作用は卵胞ホルモンにより抑えられているのですが低用量ピル服用でそのバランスが崩れるために起こります。
その場合、アンドロゲン作用の少ない低用量ピルを使用する事で予防できます。

〇体重増加
ピル服用で体重増加する事があります。
ここで心配しなければならないのは肝機能障害からくる体重増加です。
しかし、低用量ピルでは肝機能障害からくる体重増加はほとんど起こりません。
低用量ピルの体重増加の原因は以下の3つがほとんどです。
まず1つ目の原因は体内の保水力の増加によるものです。
つまりむくみやすくなるという事です。
次は脂質代謝異常が原因で起こります。
これはアンドロゲン作用の少ない低用量ピルの服用で解消されます。
最後は食欲増進してしまう場合です。
これは自ら気を付けるほかありません。

〇不正出血
低用量ピルを使用したことで起こる不正出血は24時間以上服用時間が開くと起こりやすくなります。
決めた服用時間を守る事でこの副作用が起こりにくくなります。
服用初期の軽い不正出血であれば気にすることなく使用してください。
使用周期が重なるにつれ体が順応していきこの副作用は少なくなっていきます。
1相性タイプの低用量ピルは不正出血が起こりやすいと言われていますのでどうしても気になる様なら3相性タイプの低用量ピルに変更する事で解消しやすいと言えます。

低用量ピルの副作用についてお分かりいただけたと思います。低用量ピルの副作用は多少のものなら2~3か月経った頃には解消されているものがほとんどです。しかし、やっぱり合わないなと思った時には一時中断するか、他の低用量ピルを使用する事も大切です。その場合は医師の判断を仰ぎましょう。

副作用を出さないようにする為には正しい使用方法を守る事も大切です。 正しい使用方法をして快適な低用量ピルライフを送りましょう。

 

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