辛いPMSの症状を抑えたい!月経前症候群対策にはどんなピルがいい?

生理前の不快症状であるPMSに悩む女性は多いようです。人によっては生理そのものよりこのPMSの方がきつく不快に感じるという方もおられるようです。

 

もちろん生理は私たちの体に必要ですし、いざ無くなってしまうと困るものですよね。しかし、生理の不快感やPMS症状は必要ないですし、軽くできるものでしたら軽くしたいものです。

ではこの辛いPMS症状を抑えるために効果のある低用量ピルはどんなピルなのでしょう。

 

PMS症状と低用量ピルについて詳しく考察していきましょう。

 

PMS症状とはどんな症状なのか?

 

PMS症状が強く出る時期は、排卵後から生理1日2日目くらいの間です。主な症状は精神面と肉体面両方に表れます。精神面ではイライラしたり情緒不安定になったり、鬱のような症状や不安感などがあげられます。

 

肉体面ではだるさや眠気、頭痛や下腹部痛もあります。これらは精神疾患やうつ病と似通ったところがあります。その為PMS症状とは気づかずに心療内科にお世話になるといった事もまれな事ではありません。

 

精神疾患やうつ病とPMSとの違いはその発症時期にあります。先ほど述べた通り排卵後から生理1日、2日目くらいの間に起こるこれらの症状はPMSを疑いましょう。

 

排卵時期が分からないという方には基礎体温を毎日つける事をお勧めします。基礎体温をつけるといつ排卵したか、いつ生理が来るかなどが分かるようになります。

 

最初はモデルケースのような基礎体温グラフにならず、自分のパターンが分からない場合もあります。基礎体温グラフは排卵日に基礎体温がぐっと下がる方、排卵日に基礎体温がぐっと上がる方、排卵日からじりじりと基礎体温が上がっていく方、人により様々です。

 

しかし、生理開始日からさかのぼって2週間目くらいが排卵日ですので、何か月か続けて基礎体温をつける事で自分の基礎体温パターンが分かるようになってきます。そして、その排卵日あたりから様々な不快症状が表れるならそれはPMS症状です。

 

なぜPMS症状が起こるのか?

 

なぜPMS症状は起こるのでしょうか。PMS症状は個人差が大きく症状の感じ方は様々です。

生理のある女性は皆女性ホルモンの急激な変化が起こっているはずなのにです。

 

実はPMS症状を感じるそのメカニズムは、はっきりとはわかっていません。今一番有力とされている説は、排卵後に訪れる黄体期に分泌される女性ホルモンの急激な変化が関わっていると考えられている説です。

 

排卵が起こる前の卵胞期(卵子が成熟していく期間)にはエストロゲンと言う卵胞ホルモンがたくさん分泌されています。このエストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンは女性らしさを作るホルモンです。このエストロゲンの働きで子宮を発達させ女性らしい体を作ります。子宮内膜を厚くしたり自律神経のバランスを整える働きもあります。そして排卵日になるとこのエストロゲンの分泌は抑えられ、黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されるようになり黄体期に突入していきます。

 

黄体ホルモンであるプロゲステロンは妊娠ホルモンとも呼ばれ妊娠をしやすい、妊娠状態を保ちやすい体に変える働きがあります。2週間余りでこの様なホルモン分泌の変化が体で起こっています。この急激な変化に体がついていかずPMS症状を起こしているのです。

 

しかし、女性の体であれば、みなこの変化は起こっています。それなのにPMS症状がおきやすい方とそうでない方がいるようです。

 

それはなぜなのでしょうか?

 

それはホルモン分泌の急激な変化に加えその他の生活習慣も大きく関わってくるからなのです。

それではどのような方がPMS症状を悪化させやすいのでしょう?

 

〇ストレス過多

ストレスが多い生活をしている方ほどPMS症状はきつく感じるようです。ホルモン分泌の急激な変化に加え、ストレスによる自律神経の乱れがPMS症状を悪化させてしまいます。

 

〇性格

自分は几帳面だ、人からよくまじめだと言われる。こんな方はPMS症状を悪化させてしまいやすい傾向にあります。心因的にどのような事もどんどんと自分で自分を追いつめていってしまう事が原因とされています。

 

〇荒れた食生活

タバコやお酒が大好き、暴飲暴食が当たり前でカフェインも大好き、何ていう方もPMS症状を悪化させてしまう傾向にあります。暴飲暴食で腸内環境が乱れることでPMS症状が悪化する事が分かっています。

 

〇体力の低下

病気で免疫力が下がって得る場合、自律神経の乱れからPMS症状は悪化します。

 

PMS症状はホルモン分泌の急激な変化についていけない体が引き起こす症状なのですが原因はそれだけではなく複雑に絡み合っているようです。しかし、まずはホルモン分泌の急激な変化を対処する事で大幅な改善が見込まれます。それを行ってくれるのが低用量ピルなのです。

 

PMS改善に一番効果がある低用量ピルは?

 

先ほども言いましたがPMS症状は女性ホルモンの急激な変化が原因であると言えます。

ですから低用量ピルを使用するなら1相性タイプの低用量ピルマーベロンをお勧めします。

マーベロンの特徴は1相性で1クール21日間の間の含有ホルモン量が同じものです。

その事から、女性ホルモンの急激な変化が起こらなくなります。マーベロン使用で女性ホルモンの急激な変化を無くしPMS症状が起こる土台を無くしましょう。

 

しかし、理論上1相性タイプの低用量ピルがPMS症状を無くす又は軽減する作用があるといっても個人差があるのも確かです。3相性タイプの低用量ピルトリキュラーを使用してもPMS症状が軽くなったという報告は多々あります。大事なのは自分に合った低用量ピルを見つけられるかどうかなのです。

 

そして、比較的副作用が少ないと言われるでも低用量ピルでも副作用が出ることがあります。

特にマーベロンは性器不正出血が起こる事があるとの報告があります。もちろん低用量ピルは、副作用を起こしにくく作ってはあります。

 

しかし、自然に似せた、自然のホルモン分泌より少ないホルモン分泌にとどめた、と言っても人工的にホルモン分泌を調整しコントロールする薬には変わりありません。そのひずみとして副作用が出てしまう事もあると理解して使用するようにしましょう。

 

低用量ピルの副作用をなるべく出さないようにする為には使用方法を守る事がとても大切になってきます。使用方法を誤ったり飲み忘れたりする事で副作用の性器不正出血が起こりやすくなってしまします。

 

もちろん、正しい使用方法で飲み忘れもないのに性器不正出血などの深刻な副作用が続くという事もあります。そのような場合であれば一旦使用を中止するか、使用する低用量ピルの種類を変更するようにしましょう。

 

その場合は自己判断ではなく医師や薬剤師の判断を仰ぎましょう。低用量ピルは自己判断で服用を急にやめたり、薬を変更するような事はやめましょうね。

 

まとめ

 

辛いPMS症状を抑えるための低用量ピルについてご理解いただけましたね。生理や排卵は女性に必要なものです。しかし、それに伴う不快症状は少しでも減らしたいものです。

 

その為に自分に合った低用量ピルを見つける事が大切です。基本的には1相性タイプの低用量ピルがおすすめではありますがそうでなくてはならないわけではありません。

 

低用量ピルで女性ホルモン分泌の急激な変化をコントロールしながら生活習慣も見直すことでPMS症状は随分解消されるでしょう。PMS症状を仕方ないと諦めず、医師に相談しましょう。

そしてPMS症状と言う不快症状から卒業しましょうね。

 

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