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【低用量ピル】1相性ピルと、3相性ピルの特徴とそれぞれのメリット・デメリット

低用量ピルにはたくさんの種類があります。商品名の違いだけで同成分配合のものもありますが、全く異なる成分、配合のものあります。それが1相性と3相性の違いでもあります。

では、この低用量ピルの1相性と3相性の違いとはどのようなものなのでしょうか。
それぞれの特徴とメリット、デメリットなどについても詳しく考察していきましょう。

■低用量ピル1相性タイプの特徴とは?

1相性タイプの低用量ピルに代表されるのはマーベロンです。1相性ピルの1相とは黄体ホルモンの配合が同じで変化しないという事を表しています。つまり1周期21錠が同量、同成分という事です。その為低用量ピルの中でも有効成分の配合量が少なく副作用も少ないピルとなっています。使用方法も簡単で1日くらいの飲み忘れならそれほど気にする事はない、忙しい現代女性に有り難い低用量ピルだと言えるでしょう。

 

しかし、少ない有効成分で効果を存分に得ることが出来るのか?

こんな疑問や不安がありますよね。

 

安心してください。

この1相性タイプの低用量ピルマーベロンはピルで言うと第3世代の低用量ピルです。この第3世代のピルはアンドロゲン作用と言う男性化してしまう副作用を抑えるデソゲストレルやゲストデンといった新しい黄体ホルモンを配合しています。ですから今まで少しですが存在した男性化という副作用を改善した、という特徴も持っています。この事から副作用を気にすることなく低用量ピルの効果を得ることが出来たのです。

 

最近では、第4世代の超低用量ピルのヤーズという低用量ピルが出てきました。このヤーズも1相性タイプの低用量ピルで第3世代の低用量ピルにあった副作用をさらに軽減したものとして注目されています。

■低用量ピル3相性タイプの特徴とは?

3相性タイプの低用量ピルに代表されるのはトリキュラーです。トリキュラーには同成分配合の通称トリキュラー系低用量ピルと呼ばれるアンジュやラベルフィーユなどもあります。3相性ピルの3相とは黄体ホルモンの配合量が3相、つまり3段階に分れていることを表しています。

 

製品により変化のさせ方に違いがあり、体質に合う合ないが分かれますので副作用が気になった場合や、体質に合わないと感じた場合は色々試してみましょう。3相性タイプの低用量ピルのトリキュラー系低用量ピルは、黄体ホルモンの配合量が摂取後半になるほど増えていくようコントロールされていますので自然なホルモン分泌に近く副作用が出にくい事が特徴です。

 

トリキュラー系低用量ピルは28日間のサイクルの休薬期間を除く後半に向かって黄体ホルモンが増えていく「漸増型」に分類されます。その他、3相性の低用量ピルには28日間のサイクルの休薬期間を除くちょうど中間期に黄体ホルモンが最大量に増える「中間増量型」のものもあります。これらの選択は、体質によって選ぶこと、医師の診断、判断を仰ぐ事をおすすめします。

 

■1相性タイプの低用量ピルのメリットとデメリットとは?

副作用の少ないとされる低用量ピルでもデメリットはあります。もちろんメリットもあります。

ここでは1相性タイプの低用量ピルのメリットとデメリットを詳しく調べていきたいと思います。

 

〇1相性タイプの低用量ピルのメリット

 

1相性タイプの低用量ピルのメリットは簡単な使用方法にあります。

配合量が変化しないので1日飲み忘れた場合もそれほど気にすることなく気が付いた時点ですぐ飲む事でカバーできることがほとんどです。

しかし、2日以上続けての飲み忘れは効果が期待できませんので注意してください。

 

基本的に偽薬以外はすべて同成分の薬ですのでどれから飲んでも問題はないのですが、偽薬を間違って飲んでしまうと効果は得られなくなりますので薬の順番は守るようにしましょう。

 

生理日の調整にも便利で、生理を遅らせたい場合の連続使用も体に負担なく行う事が可能です。

それは黄体ホルモンの配合が低用量で効果が高い1相性タイプの低用量ピルだからこそなのです。

 

〇1相性タイプの低用量ピルのデメリット

 

1相性タイプの低用量ピルは3相性タイプの低用量ピルに比べ不正出血が起こる可能性がどうしても高くなってしまいます。それは段階的に増える自然のホルモン分泌とは異なり、一定の量が常に配合されているという1相性タイプの低用量ピルの宿命ともいえます。

 

しかし、中用量ピルとは違い黄体ホルモンの配合を極力少なくしている低用量ピルですので不正出血が起こる割合やひどさも比較的軽いと言えます。しかし、体質に合う合ないもあり、不正出血が収まらない場合などは使用を中止し別の低用量ピルに変更する事も必要でしょう。

 

その他、使用する人によっては多少の体重増加も起こる事が分かっています。黄体ホルモンは水分排出を阻害する働きもあるのでむくみも起こりやすくなります。この様な症状がある事を理解し摂取カロリーや夜間の過剰な水分摂取などを控えるようにしましょう。

 

ピルには避妊効果はありますがコンドームのような性感染症予防効果はありませんのでその場合の対応は必要です。注意してください。

■3相性タイプの低用量ピルのメリットとデメリット

3相性タイプの低用量ピルにもメリットとデメリットがあります。ここでは3相性タイプの低用量ピルのメリットとデメリットを詳しく調べていきましょう。

 

〇3相性タイプの低用量ピルのメリット

 

3相性タイプの低用量ピルは何といっても不正出血が起こりにくいという事です。それは段階的に増えていくように配合された黄体ホルモンが自然のホルモン分泌と似ているため副作用を起こしにくいのです。この様な事から服用中の不正出血が起こりにくく、休薬期間に消退出血が起こりやすくなります。

 

もちろん消退出血は妊娠していないという確認の意味だけのものですので、特に必ず起こらなければならないものではありません。ですが確実に避妊が成功しているか確認ができますので妊娠したくないが性行為のあるの方には必要だと思います。

 

〇3相性タイプの低用量ピルのデメリット

 

3相性タイプの低用量ピルのデメリットは錠剤ごとに黄体ホルモンの配合量が変化しますので飲む順番を間違えることなく飲まなければならないというところです。間違って飲んでしまった場合、確実な避妊効果は認められなくなってしまいます。その上、不正出血が起こる可能性も高まります。

 

3相性タイプの低用量ピルは1相性タイプの低用量ピルより飲み忘れ時の対応は複雑で厄介です。まずは飲む順番を間違えない事、飲み忘れをしない事が大切です。

 

1相性タイプの低用量ピルでも触れましたがピルには性感染症を防ぐ効果はありませんのでそれに対してはコンドームなど別の対応が必要です。

 

■まとめ

1相性タイプの低用量ピルと3相性タイプの低用量ピルの特徴がお分かりいただけたと思います。それぞれの、メリット、デメリットを知り自分に合う低用量ピルを見つける事がとても大切です。

 

それに加え、飲む順番を守る事や飲み忘れをしないことなど、低用量ピルは正しく使用する事が効果を得る為に必要です。この事を守れば低用量ピルはあなたの生活の質の向上に力を貸してくれるでしょう。

 

しかし、違和感を感じた場合や、そうでなくても半年に1回は婦人科の定期検診を受けるなど

副作用防止のために行うようにしてくださいね。

 

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