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女性が抱えるワキの悩み


気温が高くなり、暖かくなる夏は半袖やノースリーブでオシャレをしたい女性や海水浴などを楽しみたい女性も多いと思いますが、そんな女性の中には「ワキ」が気になってファッションを楽しめない方やワキ汗や臭いが気になり、夏が嫌いという方もいるのではないでしょうか。


他にも、季節に問わず年中悩まされるワキのムダ毛処理やワキの黒ずみなど、「ワキ」が原因の悩みだけでも女性が抱える悩みはたくさんあります。


そんな悩める女性がワキのことを気にせず、楽しむことができるように、ワキの汗や匂い・ムダ毛・黒ずみのそれぞれの原因と対策、医薬品を紹介します。



ワキのムダ毛処理


(1)ワキのムダ毛の処理方法
ワキのムダ毛処理は女性であれば、どなたでも行っていると思いますが、正しい方法でムダ毛処理をしなければワキの黒ずみができる原因になってしまったり、毛が皮膚の中で成長してしまう埋没毛ができてしまったり、その埋没毛が炎症を起こし毛嚢炎になってしまう可能性もあります。

ワキのムダ毛処理は自宅で簡単に出来るカミソリや毛抜き、電気シェーバー、除毛(脱毛)クリームを使用した方法など様々あり、自宅で自己処理をしている女性も多いのではないでしょうか。

他にも、最近テレビのCMなどで見る機会が多くなったワキ毛の永久脱毛という方法もあり、低価格でムダ毛処理の手間を省くことができるので永久脱毛を行う女性も多くなってきています。


・カミソリ
カミソリを使用したワキ毛の処理方法は手軽で安く、簡単に行えるので多くの女性が行っていると思います。カミソリでワキ毛を処理するとムダ毛がキレイに剃ることができるので、黒いプチプチとした毛が残ることもありません。

しかし、カミソリが直接肌に当たるので、どうしても肌を傷つけてしまいます。肌が傷つくと、それが刺激になり黒ずみを引き起こす原因になってしまうので、カミソリを多用することはオススメできません。


・電気シェーバー
カミソリで処理するとどうしても肌を傷つけてしまうので、電気シェーバーを使用したワキ毛の処理方法をオススメします。電気シェーバーと言えば、男性のひげそり用のイメージがありますが、女性の電気シェーバーも身体の使用する部位や使用用途に合わせて数多く販売されています。

電気シェーバーは肌への負担を最小限に抑えてくれるので、黒ずみや埋没毛ができる可能性を抑えてくれます。しかし、黒いプチプチとした短い毛が残ってしまうので、カミソリで処理した後のようなキレイなワキにはなれないことがデメリットです。


・毛抜き
毛抜きを使用してワキ毛を処理すると自分で簡単に毛を全てキレイに抜くことができるので、毛抜きでムダ毛処理をしている女性も多いと思います。しかし、毛抜きを使用してワキ毛を根元から抜いてしまうと、次に毛が生えてくるときに皮膚の中で毛が伸びてしまい、皮膚の外に出ることができず埋没毛と言われる毛ができてしまいます。

埋没毛は間違ったワキ毛処理を繰り返すことが原因で起こってしまいます。肌が傷つけられると同時に毛穴も傷つけられ、傷ついた毛穴の上にかさぶたができたり、他の毛穴と癒着してしまいます。そうすると、作られたかさぶたや癒着により毛穴がふさがってしまい、もともとあった毛穴がなくなるので、皮膚の出口がなくなり埋没毛になって皮膚の中に残ります。

まれに、その埋没毛が炎症を起こすことで毛嚢炎を発症してしまうこともあるため、埋没毛を作らないように正しい処理方法でムダ毛処理を行う必要があります。


・除毛(脱毛)クリーム
除毛クリームはワキに塗って、塗ったまま数分放っていた後に拭き取れば、それだけでワキ毛処理ができるというとても簡単な方法です。

除毛クリームにはアルカリ性の成分が含まれていて、そのアルカリ性の成分によってワキ毛を溶かすことで塗っただけで簡単に除毛してくれる効果があります。しかし、このアルカリ性の成分は弱酸性の肌へも少なからず刺激を与えてしまう可能性があります。


(2)ワキのムダ毛処理時の注意点
・お風呂でのムダ毛処理は要注意
ワキ毛もそうですが、全身のムダ毛処理をするとき皆さんはどのタイミングでしていますか?お風呂でシャワーを浴びるときに一緒にムダ毛処理をしている方が多いのではないでしょうか。

しかし、お風呂でのムダ毛処理には注意が必要です。お風呂でお湯に浸かったり、シャワーを浴びると皮膚が柔らかくなります。そこにカミソリを使ってムダ毛処理をしてしまうと皮膚の1番表面にある角質もムダ毛と一緒に剃り落してしまい、肌を傷つけてしまいます。

だからと言って、お風呂前の皮膚が渇いている状態でムダ毛処理をしても、肌が乾燥している状態では傷つきやすく、オススメできません。

ムダ毛処理の際には「シェービングクリーム」と言われるムダ毛処理時専用のクリームを使用することが望ましいです。シェービングクリームは、肌とカミソリの間でクッションのような働きをしてくれるので、肌への負担を軽減してくれます。

・ムダ毛処理は体調にも注意

ムダ毛処理をするときは、体調にも要注意です。風邪を引いている時や何かの感染症に感染しているときは、自分の身体の免疫力が下がっています。このような時にムダ毛処理をしてしまうと傷ついた肌が炎症を起こしやすくなってしまったり、肌に思わぬ負担をかけて肌トラブルを起こしやすくなってしまうので、ムダ毛処理は体調の良い時に行うようにしましょう。

・処理した後はしっかり肌ケアをしましょう

ムダ毛処理は方法ややり方によっても肌を傷つける原因となってしまいますが、ムダ毛処理をした後のケアで肌トラブルを防ぐこともできるので、アフターケアはとても大切です。

ムダ毛処理をした後は肌が過敏になっているので、傷つきやすい状態です。そのため、ムダ毛処理をした後は冷やしてあげるようにしましょう。肌を冷やすことで肌が炎症を起こすことを防いでくれます。

肌を冷やした後は、保湿成分が含まれたクリームを塗るようにしましょう。クリームをしっかり塗ることで、肌を乾燥から守ってくれます。


(3)ワキのムダ毛を脱毛サロンで処理しよう

ワキ毛の処理に関わらず、全身のムダ毛処理には脱毛サロンや医療機関で脱毛する方法もあります。自宅でムダ毛を処理すると、肌へ負担をかけてしまいますが、脱毛をすると肌への負担を最小限に抑えることができ、ムダ毛処理の手間も省くことができます。

脱毛サロンや医療機関などの専門機関で脱毛をすると、ワキ毛が生えにくくなったり、薄くなるので、面倒なムダ毛処理が楽になります。また、最近では脱毛の価格が安くなってきているので、どなたでも価格面を気にすることなく脱毛しやすくなっています。脱毛が完了するまでには何回か通う面倒はありますが、専門機関で脱毛してもらうメリットの方が多いでしょう。



ワキの黒ずみ


(1)ワキの黒ずみができるメカニズム

ワキに黒ずみができる原因として色素沈着と毛穴詰まりの2つがあげられます。

肌はとてもデリケートなので、ムダ毛処理などによってダメージを受けてしまうと肌の新陳代謝に大きく影響を与えます。ムダ毛処理は1度だけでなく何度も繰り返し行うものなので、それが繰り返し刺激となってメラニン色素が反応します。

メラニン色素と言えば、日焼けをした時など肌を黒くしてしまう原因として知られていますが、メラニン色素は肌を黒くしてシミや黒ずみを作る厄介者ではなく、紫外線やカミソリなどの刺激から肌を守るために生成され、肌を守ってくれる役割があります。

このメラニン色素は、通常であれば古い肌がアカとなって剥がれ落ち、新しい肌に生まれ変わるターンオーバーで、刺激によって生成したメラニン色素も細胞外へ出されます。しかし、肌が乾燥していたり、ムダ毛処理の刺激によりターンオーバーの周期が長引いてしまうことや繰り返しの刺激でメラニン色素の生成が活発になり沈着して、黒ずみとなって残ってしまいます。

もう1つの原因である毛穴詰まりもワキの黒ずみの原因となります。ワキにはエクリン腺と言われるワキ汗が出てくる汗腺が他の所よりも多く集まっています。そのため、汗や皮脂が出やすいので、毛穴詰まりが起こりやすい部位です。

毛穴詰まりは余分な皮脂や古い角質が混ざり、それが空気に触れることで酸化し黒くなってしまうことで黒ずみとなります。この毛穴に詰まった皮脂などの汚れはしっかり手入れをしないと自然に取り除かれることはありません。

この2つがワキの黒ずみができる大きな原因として知られています。


(2)ワキの黒ずむ原因と対処方法

・ワキのムダ毛処理による刺激

ワキ毛の自己処理はどんな方法を選んでも、ワキに刺激を与えてしまうので黒ずみの原因になってしまいます。その中でも1番刺激が強いと言われているのがカミソリでのムダ毛処理です。カミソリは直接刃が肌に当たるので、皮膚の表面が大きく傷つけられてしまいます。

カミソリを使用するときは、ムダ毛処理時に使用する専用のシェービングクリームを使用するようにしましょう。また、お風呂の時のムダ毛処理は特に肌が傷つきやすいので乾燥した状態で、シェービングクリームを塗ってカミソリを使用するようにして下さい。他にも、毛抜きを使用してムダ毛処理をしている方も多いと思いますが、毛抜きは毛根へ強いダメージを与えてしまうので使用はあまりオススメできません。

・ワキの摩擦による刺激

ワキは服やワキの肌同士が擦れ合うことで摩擦が起き、これだけでもワキへの刺激になり、黒ずみの原因になってしまいます。ワキ毛が生えていれば、この摩擦が起こるクッションとなってくれるのですが、ムダ毛処理をした後は特に摩擦が起こり傷つきやすいので注意が必要です。

摩擦を緩和するためには、保湿成分が入った美容液やクリームなどを使用してしっかりと保湿するようにしましょう。

・ワキの肌が乾燥することによる刺激

ムダ毛処理やワキの摩擦によって、ワキの肌は乾燥しやすい状態です。ワキが乾燥するとかゆみやチクチク感を感じやすくなり、この刺激はメラニン色素の生成を活発にさせるので黒ずみの原因となります。

ワキの肌をしっかりと保湿することで、黒ずみやワキの不快感、肌のターンオーバーの乱れも防いでくれます。

・妊娠中などのホルモンバランスの乱れ

妊娠中は女性ホルモンのバランスが常に変化していますが、この妊娠中に分泌量が増えるエストロゲンやプロゲステロンはメラニン色素を増加させると言われています。メラニン色素は黒ずみの原因になるので、ワキの黒ずみだけでなく肌や乳頭が黒ずんだ色になることもあります。

そのため、妊娠中は特に肌のケアに気を付けましょう。保湿成分や美白成分が配合されたクリームや美容液を使用してしっかりケアするようにして下さい。

・制汗剤の多用による刺激

ワキは皮脂や古い角質などの老廃物が溜まりやすく、その老廃物が毛穴詰まりの原因となります。夏場は汗をかくので制汗スプレーを使用する機会も増えてくると思いまが、制汗スプレーの使用は黒ずみの原因となってしまいます。

制汗スプレーの中でもクリームタイプのものやパウダーが入っているものは毛穴に入り込みやすく毛穴を防いでしまうので、ワキの老廃物とくっついて毛穴詰まりになり、黒ずみが起こってしまいます。

制汗スプレーを使用するときには、刺激が少ないものを選んだり、1度に使用する量も少なめにするようにして下さい。


(3)ワキの黒ずみを作らない予防策

ワキに黒ずみができる原因として説明したように、ワキに黒ずみができる主な原因は肌への刺激と乾燥です。ワキに黒ずみを作らないためには、ワキへの刺激を最小限に抑えることとしっかり保湿して乾燥させないことが大切です。

ワキのムダ毛処理はカミソリや毛抜きを使用すると、どうしても肌への負担が大きくなってしまうので、シェーバーを利用したり、シェービングクリームを使用してムダ毛処理をするようにしましょう。

また、ムダ毛処理後の肌へのアフターケアを忘れずに、しっかり保湿するようにして下さい。わき毛が生えてくるとどうしてもムダ毛処理は欠かせません。肌への負担を減らすためにも脱毛サロンや医療機関などの専門機関で脱毛をすると肌への負担をより軽減できるので、黒ずみを作らないための予防になります。

黒ずみを作らないために特に重要なのが、ワキの肌を乾燥させないことです。ムダ毛処理後やワキと服などの摩擦によってワキはとても乾燥しやすい部位です。しかし、乾燥したまま放っておくと黒ずみの原因になってしまうので、保湿をしっかりしてあげることが大切です。

保湿方法は普段顔や手にしている方法と同様です。保湿成分や美白成分が含まれているクリームや美容液を使用して、しっかり保湿するようにしましょう。


(4)ワキの黒ずみができてしまった時の対処方法

ワキに黒ずみができてしまった場合、どうして黒ずみができてしまったのか原因によって、解消方法が異なります。それぞれの黒ずみができた原因に分けて解消方法を紹介します。

・埋没毛型の黒ずみ

毛抜きを使用してムダ毛処理をした際に埋没毛が発生する可能性は高まります。毛根から抜かれたワキ毛が再び生えてくるときに、皮膚内から出られず皮膚を押し上げながら生えてくることで、黒くブツブツと目立った黒ずみになってしまいます。

この黒ずみの対処方法として、毛抜きでのムダ毛処理をしないことが大切です。やむを得ず毛抜きを使用しないといけない場合は、毛抜きで皮膚を挟まないように注意してムダ毛処理をするようにして下さい。

・毛穴詰まりによる黒ずみ

毛穴詰まりは制汗スプレーや保湿のために塗ったクリームが毛穴に入り込んでしまうことや皮脂などの汚れが空気に触れることで酸化し、固くなって毛穴に残ることで起こります。また、毛穴詰まりはターンオーバーの周期が乱れていることでも起こってしまいます。

この毛穴詰まりによって起こる黒ずみの解消方法として、しっかりと汚れを洗い流すことが重要とされています。汚れが洗い流されないと、しっかり保湿していてもが毛穴詰まりの原因となってしまうので、毎日気を付けて洗い流すようにしましょう。

・肌の乾燥による黒ずみ

ワキにできる黒ずみの原因として1番多い原因が肌の乾燥によって起こる黒ずみです。肌の乾燥はムダ毛処理やワキに起こる摩擦などが原因となる場合と、もともと乾燥肌の方に起こりやすい黒ずみです。あまり知られていませんが、ワキはとても乾燥しやすい部位です。

乾燥による黒ずみを解消するためには、ムダ毛処理による刺激を最小限に抑えることやワキに溜まる老廃物をしっかり洗い流し清潔に保つことが大切です。そして、そのあとにしっかりと保湿することが1番大切なので、ワキも顔や手の肌ケアと同様にクリームや美容液を使用してしっかりケアするようにしましょう。



ワキの黒ずみが気になる方にオススメの医薬品


ワキの黒ずみが気になる方には、簡単に黒ずみを解消することができる医薬品クリームもあるので紹介します。ワキの黒ずみ解消にはコスメライトクリームがオススメです。コスメライトクリームにはハイドロキノンとトレチノインの2つの成分が含まれています。このコスメライトクリームと同じ成分が使用されている塗布薬がユークロマプラスです。


この2つのクリームの有効成分であるハイドロキノンは、メラニン色素を作る元となるメラノサイトの働きを弱めてくれるので、メラニン色素の生成を抑えてくれます。シミや黒ずみの原因となるメラニン色素の生成が抑えられるので、ワキの黒ずみの予防に効果的です。


もう1つの成分であるトレチノインは細胞に色素沈着しているメラニン色素を取り除いてくれる効果と新しくシミや黒ずみが作られるのを予防してくれる効果があります。


コスメライトクリームは長年のヒット商品で、根強い人気があります。有効成分であるハイドロキノンとトレチノインはシミやくすみの改善のために働いてくれます。また、ユークロマプラスよりも価格が安いので、手に入れやすくなっています。


コスメライトクリームとユークロマプラスのハイドロキノンやトレチノインの配合量も同じなので、黒ずみが気になる方は自分が使用しやすい方を試してみて下さい。



ワキの匂い


(1)ワキガとワキ汗の臭いの違い


ワキガと聞くとワキの汗の臭い全部が当てはまると思っていませんか?しかし、実際はワキガとワキの汗の臭いは異なり、ワキの汗の臭いだけではワキガとは言いません。


なぜワキの汗臭さとワキガが違うのかというと、ワキから汗臭い臭いがするのと、ワキガの匂いが発生するまでのメカニズムは全く異なるからです。この2つの発生メカニズムを説明します。


汗を出す元の器官となる汗腺には2種類あり、それぞれアポクリン腺とエクリン腺と言われています。この2つの汗腺の機能は同じですが、出てくる汗の性質が全く異なります。ワキガはアポクリン腺と言われる汗腺が多いことが原因であると言われています。


エクリン腺は手足や顔など全身にあり、私たちが汗をかいているときのほとんどはエクリン腺から汗が出ています。エクリン腺から出る汗は汗孔から体外へ出てきます。エクリン汗の成分のほとんどは水分で、少しの塩分が加わっています。


アポクリン腺はワキや耳、陰部・耳などの局所にある汗腺で、毛穴から排出されます。アポクリン汗はたんぱく質や脂質・アンモニアなどの様々な成分が含まれるので臭気を伴い、粘つきを伴っていることが特徴です。


しかし、このアポクリン腺はエクリン腺よりも数が少なく、汗腺自体があまり発達していないので、汗をかいてもアポクリン腺から汗はほとんど出ていません。そのため、汗をかくすべての人がワキガというわけではありません。


ワキガの方の特徴はアポクリン腺の数が多い方や他の方に比べてアポクリン腺が発達していてアポクリン腺から汗が出やすい方です。


一方、ワキの汗の臭いの発生メカニズムはエクリン腺から出た汗をそのまま放置しておくと皮膚にいる常在菌が汗に含まれる成分や皮膚から分泌される皮脂を分解して、繁殖して増えることで汗臭さが発生します。


(2)ワキガとワキ汗の臭いの見わけ方


ワキの汗の臭いとワキガの臭いのメカニズムの違いは、上記に説明した通り全く異なりますが、自分のワキから臭う臭いはどちらなのかを自分で確かめる方法があります。


ワキガの方の場合、耳垢が黄色っぽく粘ついていたり、血縁者にワキガの方がいることが多いです。


なぜこの2つで見分けられるのかというと、鼓膜へ音を伝える通り道となっている外耳道にはエクリン腺はなく、アポクリン腺のみがあります。そのため外耳道にある耳垢が湿って粘ついているのはアポクリン腺から汗が出ている証拠になります。


通常であれば、アポクリン腺から汗が出ることはほとんどないので、耳垢は乾燥していることがほとんどです。アポクリン腺から汗が出ているということは、アポクリン腺が発達しているということなのでワキガである可能性が高くなります。


また、ワキガは体質的な原因もあり遺伝する可能性があるとされています。そのため、血縁者にワキガの方がいる方はワキガである確率が高くなります。


(3)ワキガの原因


・皮膚にいる常在菌

ワキ汗の臭いとワキガの臭いのどちらの汗の臭いも、もともと身体から出てくる汗が臭っているわけではありません。

エクリン腺・アポクリン腺から出てきた汗は、皮膚にいる常在菌に分解されることによって臭いを発するようになります。そのためワキガの方は常在菌のエサとなる栄養分が多いアポクリン汗が多いことで常在菌の数がワキガでない方より多いと言われています。


・体質の遺伝

ワキガの体質は遺伝の確率がとても高く、両親のどちらかがワキガである場合、子どもは1/2の確率でワキガであると言われています。ワキガを発症する時期に個人差はありますが、ホルモンバランスが変化する思春期からワキガを発症する方がほとんどです。


・衣服の臭い

ワキガの方は、その臭いが服や下着に染みついてしまっていることが多いです。ワキの常在菌が衣服にも移り、汗をかいたときにその常在菌によって臭いを発するようになってしまいます。

洗濯をしても、繰り返し着ることで臭いがなかなか取れずワキガの臭いが強くなってしまう場合があります。


・生活習慣

ワキガの原因はホルモンバランスの乱れやストレスなど精神的な影響も大きく関係していると言われています。また、普段から運動習慣がなく室内で仕事をしていて汗をかく機会が少ない方は、たまに汗をかいたときに身体に溜まっている老廃物が汗と一緒に一気に体外へ出されるので汗臭さが増すと言われています。


(4)ワキガ対策

ワキガ対策には自宅で簡単に行えるものから医療処置を含むものまで様々な対策があります。ワキガで悩んでいる方でも簡単にできる対処方法もあるので、ぜひ試してみてください。


・制汗剤・ワキガクリームを使用して対処

制汗剤やワキガクリームはドラックストアなどでも簡単に手に入れることができ、簡単にできてすぐに効果あらわれるワキガの対策方法の1つです。

制汗剤は様々な種類のものが販売されていて、消臭・殺菌・制汗の3つの働きを持ち合わせているので、ワキガの臭いを軽減してくれます。ワキガクリームは制汗剤と比べてこれら3つの働きが強く、高い効果を望めます。


・お風呂で丁寧に洗う

ワキガの臭いを軽減するためには、清潔に保つことが基本です。お風呂でしっかりと優しく洗い流してあげるようにして下さい。あまり強くごしごしと洗ってしまうと、肌を刺激してワキガの臭いを強くしてしまう可能性があります。

また、お風呂に入るときにお酢やミョウバン、重曹を入れるとそれぞれに入っている成分が働き、ワキガの臭いが改善されると言われているので是非試してみて下さい。


・食事

お肉に含まれている動物性脂肪がワキガの原因となるアポクリン腺を活発にすると言われているので、ワキガの方がお肉中心の食事をしてしまうとワキガの臭いが強くなってしまう可能性があります。

お肉は控えめに野菜や魚などを多く摂れるようにお肉中心の食生活の方は食事内容を変えてみて下さい。


・ワキ汗はこまめに拭き取る

ワキ汗の臭いもワキガの臭いも放っておくことで臭ってくるので、汗が常在菌に分解される前に頻繁に汗をハンカチやタオルで拭き取るようにしましょう。


・ワキ毛の処理

ワキガの臭いが服に染みつくことと同じように、ワキ毛にも臭いが付着してしまい、ワキ毛の処理をしっかりしていないと臭いを増強させてしまう原因になります。冬場など、ワキ毛の処理が滞りがちになるので、こまめにムダ毛処理をするようにして下さい。

ワキ毛の処理が面倒な方は、ワキ毛の永久脱毛がオススメです。永久脱毛するとワキ毛の処理の手間が省けるだけでなく、アポクリン腺の一部も一緒に破壊してくれるのでワキガの方には一石二鳥になります。


・手術

上記に紹介したようにワキガには様々なワキガ対策がありますが、どんな対策をとってもワキガの臭いが気になる方は手術でアポクリン腺を全て取ることもできます。

ポクリン腺を手術で全て取ると、ワキガの原因であるアポクリン腺から汗が出ることがなくなるので、ワキガの悩みは根本から解決することができます。そのため、手術後はワキガ対策なども必要なくなり、快適に過ごすことができます。しかし、デメリットとして手術でしか行えないので傷や痛みが残ってしまいます。


(5)ワキガではないけど、汗のにおいを抑える


ワキガには当てはまらなくても、ワキ汗の臭いはどうしても気になってしまい、どの女性でも悩みのタネになっています。そんなワキ汗の臭いをどうやったら臭わさないようにできるのか対策を紹介します。

・汗をかいたらこまめに拭き取る
汗の臭いは常在菌が汗を分解することで段々と汗臭さが出てくるので、常在菌に分解される前にこまめに拭き取るようにして下さい。拭き取るときは水で濡らしたハンカチやタオルを使用して優しく拭き取ってあげると常在菌を多く拭き取ることができるのでより効果的です。

・身体は清潔に
汗の臭いを感じさせないための基本は清潔を保つことです。お風呂に入ったときに優しく全身を洗い流してあげるようにしましょう。ゴシゴシ強くこすってしまうと肌を傷つけ、逆に汗の臭いを強くしてしまうということもあるので、優しく丁寧に洗うようにして下さい。

・制汗剤を使用する
制汗剤には消臭・殺菌・制汗の3つの効果があるので、汗をかいた時などは利用して汗の臭い対策をしましょう。制汗剤は簡単に安く手に入れることができるのでオススメです。しかし、制汗剤を多用してしまったり、制汗剤を使用した後にお風呂でしっかり洗い流せていなければワキの黒ずみの原因になってしまうこともあるので注意が必要です。


(6)ワキ汗対策


ワキの臭いやワキガはワキ汗をかくことで臭いを発します。原因となるワキ汗をかきにくくするための対処方法を紹介します。

・ストレスを溜めない
ワキ汗は緊張や不安などのストレスが原因となって汗をかきやすくなると言われています。過度なストレスや緊張がワキ汗の量を多くし、臭いまで強くしてしまいます。ストレスを溜めることはワキ汗にも影響を与えてしまうので、適度に発散することが大切ですので、リフレッシュするようにして下さい。

・食生活の改善
ワキ汗の臭いが肉類の動物性の脂質を摂る事で強くなるように、偏った食事はワキ汗が出やすくなる原因と言われています。

ワキ汗を増やす食事としてあげられる食べ物がお肉中心の食事・脂質の多い食事・インスタント食品やファーストフードなど塩分の多い食事・アルコール・コーヒー・刺激の強い食事などです。

他にも、偏った食事はワキ汗が増える原因となるので、野菜や果物・植物性のたんぱく質を多く摂るように心がけてバランスの良い食事をするようにしましょう。

・運動習慣をつける
運動をして適度に汗をかくことはとても大切です。普段運動する習慣がなく、汗をかかない方はエクリン腺が休眠状態になってしまっている可能性があります。休眠状態になっているときに、気温が上がると汗腺が活発で数多くあるワキなどの汗の量が増えると言われています。

そのため、毎日ウォーキングやストレッチをして適度に身体を動かすことでワキ汗が一気に出るのを防ぐことができます。



ワキ汗・ワキの臭い対策にオススメ医薬品


ワキ汗やワキガの対策は自分で簡単にできることも多くありますが、面倒くさいという方にオススメの医薬品がパースピレックスです。パースピレックスの有効成分である塩化アルミニウムが汗腺に直接フタをしてくれるのでワキ汗が出てくることを妨げ、ワキ汗の量を少なくしてくれます。


制汗剤などと異なり、汗腺に直接働きかけてくれるので、制汗剤などよりも効果を期待できます。また、毎日塗る面倒もなく3~5日に1度塗ると良いだけなので簡単にワキ汗やワキガの対策になるので、ワキ汗やワキガに悩む方は是非試してみて下さい。