日本未販売の第2世代のED治療薬ステンドラ(アバナフィル)についてベストケンコーが解説します。

ステンドラ(アバナフィル)編・お薬ガイド

男性の長年の悩みED(勃起不全)。現在、日本のED治療ではバイアグラやレビトラ、シアリスといわれるお薬を使うのが主流です。

ステンドラ(アバナフィル)は、日本ではまだ販売されていない新しいタイプの第2世代のED(勃起不全)治療薬で、バイアグラやレビトラ、シアリスにかわる第4の選択肢として注目を集めています。

今回は、そんな第4のED治療薬であるステンドラと、有効成分であるアバナフィルについて紹介していきます。

ステンドラ(アバナフィル)とは?

ステンドラ(アバナフィル)編・お薬ガイド

ステンドラとは、アメリカに本社を持つヴィーヴァス社によって製造・販売されているED治療薬です。日本ではまだ未発売ですが、その優れた勃起誘発効果によりアメリカや欧州では多くのED患者に愛用されています。

ステンドラは、有効成分としてアバナフィル(Avanafil)を含有しています。現在ステンドラは、アバナフィルをそれぞれ50mg、100mg、200mg含有する3つのタイプの錠剤が販売されています。

アバナフィルは、実は日本の大手製薬会社である田辺三菱製薬株式会社によって開発されたメイド・イン・ジャパンのED治療薬です。田辺三菱製薬は、日本およびアジアの一部を除く全世界における開発および販売権をヴィーヴァス社に対し許諾しているため、ヴィーヴァス社がステンドラを製造・販売しています。アメリカではステンドラ(Stendra)という商品名で販売され、欧州ではスペドラ(Spedra)という商品名で販売されています。

2016年に、田辺三菱製薬とシンガポールに拠点を置くメナリーニ・アジアパシフィック・ホールディングス(メナリーニAP)は、新たにライセンス契約を結びました。メナリーニAPは田辺三菱製薬から、中国、香港、マカオ、台湾、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムでアバナフィルを販売する独占的権利を獲得しています。

メナリーニAPの最高経営責任者(CEO)は、「アバナフィルはEDの男性にとって画期的な治療選択肢であり、早漏に対する治療薬として初めて承認されたプリリジーとともに、メンズヘルス領域でメナリーニAPはそのプレゼンス(存在)を一層強固なものにしました。」と述べており、いま世界で注目を集めています。


ステンドラ(アバナフィル)の勃起を誘発するメカニズム

ステンドラ(アバナフィル)編・お薬ガイド

有効成分アバナフィルは、現在販売されている多くのED治療薬(バイアグラ、レボトラ、シアリス)と同じ、ホスホジエステラーゼ(PDE)5阻害薬に分類されるお薬です。

PDEは酵素の一種で、体内には1~11のタイプが存在しています。陰茎にはPDEのタイプ5が多く存在し、勃起を起こすメカニズムに関与しています。

勃起とは、性的刺激によって産生されるサイクリックGMP(cGMP)という成分が陰茎で上昇することで起こります。PDE5は、この上昇したcGMPを分解・減少させてしまい勃起を解除、いわゆる「萎える」という現象を引き起こします。

アバナフィルは、PDE5の働きを阻害し、cGMPの量を上昇させることで勃起を促し、陰茎を固く強くし、複数回の性交を可能にします。


ステンドラ(アバナフィル)の特徴

ステンドラ(アバナフィル)編・お薬ガイド

有効成分アバナフィルは他のED治療薬と同じPDE5阻害薬ですが、PDE5に対する選択性が高く、効果が強力な第2世代のPDE5阻害薬といわれています。

即効性が高く、副作用が少ないED治療薬として開発されました。アバナフィルはその独自の薬物動態プロファイルにより、多くの患者で服用から約15分以内に強い勃起誘発効果を発揮することが示されています。

他のED治療薬にくらべて圧倒的に早く勃起誘発効果があらわれ、食事の影響も受けないため性交時のチャンスを逃さず、性行為の15~30分前に服用することでパートナーを十分満足させることができます。

アバナフィルの服用方法は3パターンあり、1日50mg、100mg、200mgで飲む場合があります。

通常のED療薬は、服用してから勃起誘発効果が出てくるのに1時間程度かかってしまいます。しかし、アバナフ治ィルは50mgの服用で30分以内、100mgと200mgでは、なんと15分以内には強い勃起誘発効果があらわれます。

アバナフィルは食事と一緒に服用しても効果の減弱がないのもメリットの1つです。食事による影響を受けないため、パートナーとのデートで食事をしたあと、突然ベッドインする機会になっても安心して服用することができます。

アルコールの影響も受けにくく、大量にアルコールを摂取していなければ問題なく効果を発揮することができます。目安としては、ワイン3杯やウィスキー3杯ほどのアルコールであれば問題ありません。

それ以上の大量のアルコールを摂取してからアバナフィルを服用すると、頭痛やめまい、心拍数の上昇、血圧低下などの症状が出てくることがあるので注意してください。


ステンドラ(アバナフィル)の服用方法

ステンドラ(アバナフィル)編・お薬ガイド

ステンドラ(アバナフィル)は、日本ではまだ販売されていないので日本人を対象とした用法は決まっていません。

海外で承認されているステンドラの用法は、以下の通りです。

  • ステンドラは、性行為の30分前にアバナフィルとして100mgを服用してください。
  • 100mgを服用して効果がないと感じるようであれば、アバナフィルとして200mgまで増量して服用することができます。
  • 通常、低用量で服用することが推奨されるので、アバナフィルとして50mgの服用で十分勃起誘発効果が感じられるのであれば、50mgの服用で継続してください。
  • 注意点は50mgの服用の場合は、性行為の15分前ではなく、30分前にステンドラを服用するようにしてください。
  • 服用の間隔は1日1回で、続けて服用する場合は24時間以上間隔をあけてください。

  • ステンドラ(アバナフィル)の注意点

    ステンドラ(アバナフィル)編・お薬ガイド

    アバナフィルは、他のED治療薬と比較して勃起誘発効果があらわれるのが早く、効果が強力なので注意することがあります。

  • アバナフィルは、グレープフルーツやグレープフルーツジュースと一緒に服用すると効果が強くあらわれることがあります。
  • 効果が強くあらわれることで副作用を起こすおそれがあるので注意が必要です。
  • アバナフィルを服用している期間は、グレープフルーツ関連の製品を避けるのがおススメです。
  • アバナフィルは現在日本で販売されているED治療薬と比較して、最も即効性のあるED治療薬です。しかし、性的刺激がなければ勃起を誘発することはなく、催淫剤や精力増強剤などではありません。
  • 服用しても性的衝動を高めたり、パートナーの女性に服用させても媚薬の様な効果はあらわれません。
  • 精液や精子の量を増やし、射精時の快感を高めたりすることもありませんので注意が必要です。

  • ステンドラ(アバナフィル)の副作用

    ステンドラ(アバナフィル)編・お薬ガイド

    アバナフィルはPDE5に対して選択性が高いため安全性が高く、副作用を起こしにくいです。しかし、少数ですが副作用も報告されています。

    アバナフィルは他のED治療薬と同様PDE5阻害薬のため、一般的なPDE5阻害薬で起こる副作用がアバナフィルを服用してもあらわれることが報告されています。

    主な副作用として、頭痛、顔の赤み・ほてり、鼻づまり、のどの痛み、背部痛が起こることが報告されています。これらの症状は、アバナフィルが陰茎に存在するPDE5以外のPDEのタイプにも作用してしまい、血管を拡張することによって起こる症状といわれています。

    重篤な副作用として、急激な視力の低下や聴力の低下、耳鳴り、めまい、難聴が起こることも報告されています。

    これらの副作用が起こる方の多くは、なにかしら持病やリスクを持っていることが多いです。心臓病、糖尿病、高血圧、高コレステロール血症などの持病や眼の疾患を抱えていたり、50歳以上の方や喫煙をしている方は副作用が起こるおそれがあるので注意が必要です。

    これらの副作用以外にも、服用してなにか気になる症状があらわれたときは、速やかに医師・薬剤師に相談することが推奨されています。


    ステンドラ(アバナフィル)の禁忌

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    以下のような方は、安全のためステンドラを服用することができません。

  • 有効成分アバナフィルを含む製剤を以前服用して、アレルギー症状や過敏症を起こしたことがある方。
  • 硝酸剤(ニトログリセリンなど)を使用している方。
  • 肺高血圧症治療薬であるリオシグアトを服用中の方。
  • 心臓発作、不整脈、狭心症、心不全などの心疾患に以前かかったことがある方、あるいは現在かかっている方。
  • 6か月以内に心臓の手術を受けた方。
  • 肺高血圧、低血圧、コントロールのされていない高血圧症の方。
  • 過去に脳卒中になったことがある方。
  • また、HIV治療薬、抗真菌薬、C型肝炎治療薬、一部の抗生物質などを服用している方もステンドラを服用するのに注意が必要です。
  • 持病があり現在あるいは過去に病院で治療を受けている方や、現在使用している薬・サプリメント・健康食品がある方は、ステンドラを服用する前に医師・薬剤師にステンドラの服用が可能か相談するのがおススメです。

  • ステンドラ(アバナフィル)を手に入れるには?

    ステンドラ(アバナフィル)編・お薬ガイド

    日本では、ED治療薬は保険の対象外のため病院から処方してもらう場合、全額自己負担になります。

    ステンドラは日本ではまだ未承認ですが、一部のクリニックでは海外から個別に取り寄せて患者に高額で販売するところが出てくるようになりました。相場は、50mgで1,500円~、100mgでは2,000円~、200mgでは2,500円~となりかなりコストがかかってしまいます

    安価にステンドラ(アバナフィル)の購入を希望するのであれば、個人輸入代行サイトを利用するのがおススメです。

    ベストケンコーでは 7種類のアバナフィル錠 を取り扱っております。クリニックから購入するよりも安価なことが多く、さらにジェネリック医薬品(アバナなど) も取り扱っているためさらに安く購入することができます。ステンドラを手に入れるためにクリニックを受診して恥ずかしい思いもすることなく、自宅に居ながらED治療薬を手に入れることができるのもメリットの1つです。

    個人輸入代行サイトはお薬をセットで販売していることもあり、早漏治療薬として初めて承認されているプリリジーや、ステンドラ以外のED治療薬とセットで購入する方もいます。効果を比較しながら性行為を楽しんでいる方もいるので、おススメです。



    原稿作成:薬剤師 白鳥 勇磨

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